認可保育園に落ちたらどうする?不承諾通知が届いたときに次に行動するべきことを解説!

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保活
2023-08-04

 

みなさん、こんにちは。ほかつーるマガジン編集部です。

 

今回は、保活をしていて認可保育園に落ちてしまった場合に、次に起こす行動はどうすれば良いのかということについて紹介していきます。

 

早急に認可保育園の二次募集が受けられる環境を整える

 

認可保育園の募集に落ちてしまった場合、次の行動として挙げられるのは「認可保育園の二次募集に応募する」ということです。認可保育園では、定員割れや辞退者などが出た場合に二次募集を行うことがあります。

 

こちらでは認可保育園に落ちて、二次募集を受けなければならなくなった場合の行動の流れについて紹介します。

 

認可保育園の二次募集に申し込む環境を整える

 

認可保育園に落ちてしまった場合、すぐに行動しなければならないのは、「二次募集に申し込みをする」ということです。

 

認可保育園の応募では複数件の応募をするケースが多いので、例えば第1希望から第3希望まで全ての認可保育園に内定を出された人は第2希望と第3希望を辞退します。

 

そのような場合に二次募集が行われるので、その保育園の定員枠に空きが出るため子どもを通わせたい保育園で二次募集が行われれば申し込みをします。

 

提出しなければならない書類に注意する

 

二次募集の際に応募する保育園によって必要な書類や応募時期などが異なるので、その点をキチンと確認しなければいけません。一次募集の際に提出していれば再提出が不要の書類も多いので気を付けてください。

 

逆に、一次募集の際に提出していても再提出が求められる書類もあるので注意が必要です。

 

書類の中には病院や職場に再発行してもらわなければならないものもあるので、自由に動ける時間や環境を作り出せるようにしたほうが良いでしょう。

 

保育園に通える範囲を広げて再検討する

 

認可保育園の二次募集に応募する際には、一次募集で応募した認可保育園のリスト以外にも通える範囲を広げて再検討したほうが良いでしょう。

 

二次募集に落ちてしまうと、自動的に認可外保育施設または9月〜10月くらいに募集される不定期の応募や、1歳児の4月入園しか無くなるので選択肢の幅が狭くなります。そうすると認可保育園に比べると高額な費用が必要となる認可外保育施設の利用や、育児休暇を延長しての家庭内育児などが必要となります。

 

職場復帰が遅れることでキャリアアップにも影響が出ることが考えられるので、自宅の周辺だけではなく自宅と会社の間にあるような保育園にも目を向けたほうが良いかもしれません。

 

一時的に認可外保育施設を利用して自由に動ける時間を作るのもオススメ

 

一次募集に落ちてから二次募集が行われるまでの期間については余裕がないケースも多いです。

 

一次募集に応募をする際には、子どもが生まれる前から数えると1年近くの猶予があるのに対して、二次募集では数週間~1ヶ月程度の猶予しかないことも珍しくありません。そのため、すぐに行動を開始しないといけませんが、小さな子どもを抱えている状態だと満足に行動が出来ないケースもあります。

 

そこでオススメなのが一時的に認可外保育施設を利用するというものになっていて、朝から夕方まで子どもを預かってくれる環境にあれば自分が自由に動けるので、その間に二次募集の保活をするという方法もオススメです。

 

ただし、保育料などが掛かってしまうので、その点に関しては注意しなければいけません。

 

認可外保育施設の利用を考える

 

認可保育園に落ちてしまった場合、残された選択肢としてはそれほど多くもなく、保活のゴールでもある「認可保育園への入園」を果たせなくなる可能性も高いです。

 

ちなみにですが、認可保育園に落ちてしまった場合のゴール地点としては下記のような状況が考えられます。

・  認可保育園の二次募集に応募して内定を取る

・  認可外保育施設を半年~1年ほど利用して、翌年度の認可保育園の応募をする

・  公的機関または民間の保育サービスを利用して、翌年度の認可保育園の応募をする

これらの3つのパターンが多いです。

 

認可保育園の二次募集で内定を取れれば問題ありませんが、もしも二次募集にも落ちてしまった場合は、認可外保育施設または保育サービスを検討しなければなりません。 

こちらでは、認可外保育施設を利用するようになった場合の注意点などについて紹介していきます。

 

認可外保育施設への入園は迅速な行動が必要

 

認可保育園への入園に落ちてしまった場合、認可外保育施設への入園を目指すケースが多いです。これは認可保育園の二次募集を目指すために一時的な預け入れの可能性もありますが、その年度の保活は諦めて、次年度に向けて行動をする人も多いためとなっています。

 

そして認可外保育施設の場合は、基本的に「応募してくれた人から順番に入園する」という仕組みを採用しているので、簡単に言えば「早いもの勝ち」となっているのが特徴的です。

 

近年では待機児童問題が深刻化している地域も多く、それらの地域では認可保育園だけではなく認可外保育施設への入園も争奪戦となっているケースが多いので、できるだけ早く行動することが大切です。

 

認可外保育施設への入園も加点要素となるケースがある

 

認可保育園への二次募集をする際には保育の必要性を点数化したものが基準となり、点数が高い人ほど認可保育園の審査に通りやすいという仕組みです。そこで加点要素となるのが認可外保育施設への入園となっていて、保活をする際に認可外保育施設を利用していると基準点が加点されるケースがあります。

 

ただし、認可外保育施設の利用で加点されるかどうかについては自治体によって異なりますので、その点については気をつけなければいけません。

 

気になる場合は、一次募集の際に保活をするタイミングで役所の担当者に相談をしてみると良いでしょう。

 

公的機関や民間企業が提供している保育サービスを利用する

 

認可保育園に落ちてしまった場合の選択肢としては、認可外保育施設を利用する人が多いですが、自分の生活圏内に認可外保育施設が無かったり、生活スタイルから考えると利用するのが難しかったりすることもあります。

 

そのような場合には、公的機関や民間企業が提供している保育サービスを利用するのもオススメです。

 

こちらでは利用しやすい保育サービスについて何点か紹介します。

 

ベビーシッター利用には補助金が出るケースもある

 

ベビーシッターは保護者が不在のときに、自宅に来て子どもの保育をしてくれるサービスです。原則として子どもとベビーシッターが1対1で保育をすることになるため、多くの子どもを保育しなければならない保育園タイプよりも安心できると言われる保護者も多くなっています。

 

ベビーシッターの利用も認可外保育施設の利用と同じく、保活をする際の加点となるケースがありますが、自治体によって異なるので役所の担当者に聞いておいたほうが良いでしょう。また、ベビーシッターの利用に関しては自治体によって異なりますが補助金が出ていることもあります。

 

例えば東京都の場合は、東京都の指定するベビーシッターを利用した場合は1時間あたり150円という金額で子どもの保育を依頼することが出来るので金銭的な面でもオススメです。

 

もちろん、自治体によってこのような補助金が出ていないケースもあるので、その辺りのことについては役所の担当者に聞いたほうが自治体独自のサービスがわかります。

 

家庭的保育所や、小規模保育園の利用

 

認可外保育施設の利用を考える場合、小規模保育園や家庭的保育所を利用するのも一つの手段です。

 

小規模保育園というのは、0歳児~2歳児を対象にした小さな保育園で、定員数も少ないですが保育士1人が担当する子どもが少ないために一人ひとりに目が届きやすいというメリットがあります。

 

注意点としては2歳児までの預かりとなっているために、3歳になったときには預け場所を探さなければいけません。

3歳児になると幼稚園も選択肢に入ってくるので、「3歳以降は幼稚園に預けることを考えている」という場合は小規模保育園も十分に選択肢として入ってきます。

 

家庭的保育所は保育士ではなく家庭福祉員と呼ばれる人たちが、家庭福祉員の自宅という環境で保育事業を行っています。定員数は1人~5人という少人数の保育をしているので、小規模保育園よりも更に担当する子どもが少なく、目が届きやすいでしょう。

 

家庭的保育所も2歳児までとなっているので、3歳児には退園し新しい保育園もしくは幼稚園を探さなければならないので注意してください。

 

育休を延長する手続きを行う

 

認可保育園に落ちた場合、認可外保育施設の利用や保育サービスの利用を決めて保活を終了するという場合は育休の延長は気にしなくても良いかもしれません。しかし、認可保育園に落ちた後に二次募集にまで落ちて、その後は1歳4ヶ月の入園を目指す場合は育休を延長して保活も続けるという形になります。

 

その場合は育休延長の手続きをしなければならないので、勤めていた企業に対して育休延長の申し入れをしてください。

 

よくあるケースとしては、「会社側として育休の延長を認めていない」と突き返されるケースや「育休を延長したことで元のポジションに戻れなくなる」と言われるケースがありますが、これらの行為は育児・介護休業法で禁止されています。

 

そのため、キチンと申し出をしておけば問題なく育休を延長することが出来るので安心してください。

 

ちなみにですが、法律で定められているのは認可保育園に入園できない場合は1歳6ヶ月までの延長が可能で、1歳6ヶ月に達する前日までに認可保育園に入園できない場合は2歳まで再延長が可能です。

 

まとめ

 今回は、認可保育園に落ちた場合の次に進むために必要な行動の指針について紹介しました。

 人気な認可保育園ですが、それ以外にもしっかりとした保育をしてくれる施設・サービスはたくさんあるんですね。

認可外保育園やベビーシッターの利用歴があることで、次の認可保育園の応募に加点となり有利になる地域もあることがわかりました。 ご両親も保活が続くと大変だと思いますが、無理をなさらずに様々なサービス・行政に頼って乗り切りましょう。

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