れもんのこ彩都保育園

○総合評価 ものすごく手厚く見てくれるので、安心して通わせられる。 小規模園なので3歳児以降は大きな園に転園しなければならないので選択肢の後ろに来る方も多いかと思うのですが、ここに通ってみて「小規模園はすごくおすすめ」という考えに変わりました。 ○先生 全員の先生が、子どもへの対応、保護者への対応、共に、それらに関する研修プログラムを保育現場に入る前に受けているのかな？と感じるほどに、すごく丁寧で、でも各家庭に立ち入りすぎないように気をつけておられて、保育士としてプロフェッショナルに感じる。新入の先生であっても、初日から他の先生と同じように、適切で時代に合った子どもの対応をされているので、事前の職員教育が行き届いている社会福祉法人さんなのかな、と感じる。 子どもの様子や連絡帳に書いたことや、近日で病気をしたことなど、対応してくれる全ての先生がしっかりと把握していて、どの先生でもすぐに話が通じるので、すごいなぁと思う。 保育園で怪我をすることは滅多にないが、怪我をした時も少しの怪我でも報告して謝ってきてくださるので、週末に家庭で怪我をした時などは逆に保護者が申し訳なくなるくらい。 英語のプリスクールになっている2階は、別の法人なのですが、2階の先生たちも登園の時など英語で挨拶してさらに一言二言英語でにこやかに声をかけてくれる。名前も覚えてくれている。同じ敷地にあるので、1階のれもんのこ保育園と2階のプリスクールに、きょうだいで通っている家庭も結構ある。 ○保育教育内容 ①一人一人の子供の様子をよく見ていて、その自由な発想や気持ちに、ものすごく丁寧に寄り添った保育。 ②感染症の対策もすごく気を遣っておられて、0〜5歳事児までを受け入れるもっと大きな園に比べると、感染症の流行りが少ないので、身体の弱い子にもおすすめです。 子どもたちが免疫系の疾患を持っていたので、他の子よりもすぐに感染症にかかってしまう体質だった。でも、すぐに身体症状の変化に気づいてもらえたり、手厚くこまめに全身の状態を観ていてくださって、気になる症状が出た時に、親が気づいていなかったような細かなところまで教えてもらえたりした。それが後で発症した大きな病気の前兆だったことがあったので、ありがたいなと感じたことが、よくあった。 ③英語の時間(English time)を取り入れている。 毎週2日火木曜日に朝30分、ネイティブの英語の先生による英語遊びの時間がある。1階がれもんのこ彩都保育園で2階がall englishのプリスクールになっているので、2階の外国人の先生が来て英語のリトミックなど子供が楽しめる遊びを実施してくれる。マザーグースの歌やSuper simple song(Youtubeで検索すると出てきます)なども使っていると思う。 毎回一般開放しているので、参加してみると英語の時間の内容だけでなく園の様子も分かると思う。 ④アートプログラムを取り入れている。 英語の時間の方が、特徴的な取組みとして目を引きやすいけれど、実はアートプログラムも優れた取組みだと思う。アメリカで発祥し最近日本でもじわじわと知られてきたSTEAM教育にも通じるものだと感じる。芸術に教育的価値を見出すことは現時点では日本では先端的な考え方のように思えるのだけれど、アートに取り組んだりアートに触れることで、自分の内側に生まれる気持ちや感情に向き合ったり、好奇心や創造性の芽をゆっくりと育むことに繋がっていくものだと思うため、私はEnglish timeと同じくらい気に入っている。 ③④について、プログラムと名前がついていたりするけれど、乳幼児なので、「授業」や「お勉強」という感じではなく、これらの取り組みがごく自然な形で、子どもが楽しめるような形で、先生方の細やかな配慮の上で、日々の保育に導入されている。 ⑤お散歩 などの外出もあり、近くの公園や神社に行っている。園庭での外遊びは毎朝ある。 ⑥0〜2歳児まで毎日一緒に過ごすので、異年齢保育ができている。それぞれの年齢別にスペースは、高さ50センチほどの仕切りで区切られているけれど、全体は同じ一つの大きなワンフロアになっているし、異年齢で一緒に遊ぶこともある。 末っ子も、家では末っ子だけど、保育園ではお兄ちゃんお姉ちゃんになる体験ができた。例えば1歳になりたてのまだ半分赤ちゃんの時期から、保育園で泣いていた0歳の、まだねんねの赤ちゃんの側に自分から座りに行って心配したり優しくしてあげるような様子が見られたりした。 ⑦小規模園なので、3歳児以降は、5歳児までの保育園に転園することになるが、箕面市のルールで、その小規模園からの転園は、かなりの点数が加算されるので、転園先がないということはないのでは？と思う。 ○施設セキュリティ 門にオートロックがあり、モニターできちんと確認しないとオートロックを開けないように職員の方々が気をつけている。 さらに中の玄関ドアにもいつも鍵がかかっているので、二重のロックになっている。 ○イベント ・園児の誕生日 ひとりひとりのために、毎回、園児や職員の全員でお祝いをしてくださっている様子。なので自分の誕生日祝いをしてもらった日はすごく喜んで帰宅する。 ・8月に夏祭りがあり土曜日の午前に家族全員で参加できる。先生たちが夏祭り風の出し物をしてくれる。 ・11月にハロウィンがあり、子どもたちは仮装して登園し、お菓子を貰って嬉しそうに帰宅する。 ・その他、季節の行事(鯉のぼり、七夕、ゆず湯、クリスマス、お正月、節分、ひな祭り) などは、子どもの制作や体験などで、もちろんしてもらえています。 ○保育時間 7:30〜19:30ということになっている。実際の通園児は、その年にもよるが、8:30〜17時頃までの利用者が多いように感じる。 ○選んだ理由 ①見学時の子どもや保護者への対応がすごく丁寧で信頼できると感じたこと。 ②発達的に困ることが多かった子を土日までほぼワンオペで育てている時に、相談したら少し個別に保育対応してもらえそうだったこと。 ③先生たちが保育のベテランさんや中堅の方も多く、親業の先輩としても理解し支えてもらえそうな安心感があったこと。 ④週2日(毎回30分)もある英語遊びの時間が他の保育園になく特徴的で、幼い頃から異文化への垣根を低くし異文化理解の心を育めると思ったこと。(アートプログラムに力を入れていることは入園してから知りました) ⑤新設だったのでセキュリティは万全で施設やお部屋の中もすごく綺麗だったこと。